勤務地 給与 maru

キャリアを重ねるごとに
この鉄道を支えている実感が強くなっています。

技術職

正社員

2016年

江ノ島電鉄 鉄道部 施設区 電務班

インタビュー

Q1. この仕事に就こうと思ったきっかけは?

私の父が電気工事士として働いており、その影響で電気関連の仕事に興味を持つようになりました。江ノ島電鉄との出会いに関しては、幼い頃に家族で行った旅行がきっかけ。車窓から見える美しい海の景色や、ローカル線ならではの温かい雰囲気に魅了され、大人になるにつれて「この鉄道に関わる仕事がしたい」と思うようになりました。

入社後は技術職として鉄道部に配属。大手の鉄道会社ではそれぞれの役割が分業化されているケースが多いですが、私の所属する電務班では信号や架線の整備から変電所の管理、通信設備の保守まで、鉄道運行に関わるすべての電気設備を担当しています。

Q2. 現在の仕事内容や、その魅力について教えてください。

現在は、鉄道運行を支える電気設備の定期的な検査や補修業務に従事。ほかにも、新設や改良計画の立案、さらには施工管理などに携わっています。これらの業務はすべて鉄道運行の安全を直に支えるものであり、責任感とともに大きな達成感とやりがいを味わえる仕事です。

また「この電柱は自分が建てたもの」「この遮断機は自分が交換したもの」といったように、自分の仕事が具体的に形として残ることに特別な喜びを感じますね。目に見える一つひとつの成果が仕事へのモチベーションにつながっています。

Q3. 入社後どのようなステップで独り立ちするのですか?

当社では、技術者として独り立ちするまでにしっかりとした教育や研修があります。入社後は座学研修で基礎知識を学び、その後はOJTで現場経験を積みながら、さまざまな業務を覚えていきます。
私の場合、入社から3年ほどで信号や変電所といった主要設備の検査を経験し、そこから工事や施工管理、見積もり業務へとステップアップしていきました。

独り立ち後は技術者としてひと通りの業務を担当しながらキャリアを重ね、徐々に後進の育成にも携わっていきます。そのためには自らのスキルを磨き、これまで学んできた知識を一層深めることが求められます。

Q4. 未来の後輩へメッセージをお願いします。

担当した電気設備が完成し、翌朝に問題なく稼働している光景を見たときの嬉しさは言葉にできないほどです。その瞬間は、それまでのどのような苦労も忘れさせてくれます。
「自分たちの手で鉄道の安全と快適な運行を支え、多くの人々の生活を支えている」という実感が、この仕事の醍醐味ではないでしょうか。

江ノ島電鉄は湘南の美しい風景とともに、100年以上にわたり地域を支えてきました。四季折々に移り変わる景色の中で、歴史を感じながら鉄道の未来を支えるやりがいを感じてほしいです。

WORK STYLE

鉄道部 施設区 電務班の1日

8:20業務開始・始業点呼

業務開始・始業点呼

作業服に着替え点呼をします。当日の作業内容や注意事項を周知します

8:35午前の作業

午前の作業

検査または修繕作業、電車に乗り巡回等を行います

12:00昼休み

昼休み

事務所にて職場のみんなで食卓を囲みます

13:00午後の作業

午後の作業

検査または修繕作業並びに検査管理、工事管理業務

16:40終業業務

終業業務

検査、修繕業務、工事の進捗など職場内で共有します。翌日の予定について連絡します

夜間作業がある場合

夜間作業がある場合

夕食をとり、シャワーで汗を流して仮眠室で夜まで仮眠をとります

23:00夜間作業開始

夜間作業開始

仮眠から起床 
終電後、電車線の張り替えや信号設備の更新など列車の合間を縫って行えない検査や工事を行います

5:00夜間作業終了

夜間作業終了

検査や作業が終了し書類の整備が完了し次第、夜間作業終了となります。場合によっては始発が問題なく運行したことをもって作業終了となります

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