勤務地 給与 maru

無事に列車が走っていることを実感した時
この仕事って面白い!と思います。

総合的技術職

正社員

2018年

江ノ島電鉄 鉄道部施設区保線班

インタビュー

Q1. この仕事に就こうと思ったきっかけは?

大学では土木を専攻していたため、それを生かした仕事がしたいと思っていました。その上で多くの人の役に立てること、技術職の中でも発注者として勤務できる仕事を考え、公務員、道路の管理、鉄道の技術職に絞って就職活動を行いました。
就職活動では、土木関係の異業種も考えたのですが、鉄道事業は地域を作ることができる業種という点で魅力的に感じました。中でも江ノ島電鉄は、私自身が入社前からこの地域に住んでいて、愛着がある地域の企業であり、説明会や見学時にも丁寧に対応していただいたことから、この会社で働いてみたいと思ったのがきっかけです。

Q2. 今まで配属された部署とそこでの仕事内容を教えてください。

私は入社後、現業のひとつである 「保線班」に配属となりました。レール間隔の修正を行う軌道補修作業や、レールなどを交換する材料更換作業、ポイントの組み立てや補修など、鉄道を安全に走らせるために欠かせない仕事です。
その後、入社2年後に本社の鉄道部施設課に異動。「保線班」や、電気を担当する「電務班」の業務を統括管理する部署です。業務の取りまとめのほか施設課が主担当となる対外的な折衝や改良工事の立案等において、書類の作成、打合せ、現場調査など自分で予定を決めて行っていきます。また、合間の時間で問い合わせの処理やトラブル対応、他部署との協力作業などサブ的な業務も行っています。工事管理者として作業現場に出向くこともあり、日中時間帯での作業のほか、夜間作業に同行することもあります。
そして現在は再び保線班に配属となり、施設課で得られた知見を活かして業務にあたっています。

Q3. 入社当初の研修内容や、入社前と入社後を比べて変化したことを教えてください。

グループ企業まで含めると職種が多岐にわたることから、入社後に行われる研修の内容も長期的かつ幅広かったため、技術的な職種では経験できないようなこともたくさん経験できたので、よかったと思います。
入社前は仕事に対して鉄道の公共性や地域密着感をイメージに持っていましたが、働き始めてみると地域住民や観光客の移動手段として、安全、安心を守ることの大変さや決め事の細かさ、多さには驚きました。難易度の高い仕事は段階を追って覚えていかないと挑戦できないので、全体の業務内容が身についたと思えるようになるまでには数年かかりましたが、その時の経験が仕事に対する自信を育んでくれました。

Q4. 仕事のやりがいを教えてください。

鉄道の運行を「当事者」として支えることができる点が一番の魅力です。安全な鉄道運行は多くの人が協力して創り上げる必要があり、思い通りに行くことばかりではない中で、どのようにすべきか考えを出したり、上司に相談したりできるのは他の職種にない魅力だと思います。折衝での意見の食い違いや技術的な側面が絡むと、社内で理解を得るのに時間がかかるケースも多々あるのですが、上司や先輩、社外の方と何度も折衝を重ね、結果として無事に列車が走っていることを実感した時や、小さな工夫が利用者から好評だとわかった時は、「仕事って面白い!」と思います。

Q5. 未来の後輩へ「メッセージ」をお願いいたします!

鉄道業は地域を作ることができる業種という点で、ほかにはないとっても魅力なお仕事です。日々、正確に鉄道を運行させるために業務内容が難しかったり、頭を悩ませる内容もあったりしますが、行き帰りや外仕事の時には江ノ電がいろいろな方に利用されている様子を毎日見られるので、毎日が達成感のあるお仕事とも言えます。
鎌倉、湘南、江ノ島といった、遊びに来るだけでも楽しいこの地域で働けることは大きな魅力だと思います。少しでも興味があると思った方のご応募を、社員一同お待ちしております。

※掲載内容は、取材日時点の情報です

WORK STYLE

施設区保線班の1日

8:20業務開始・始業点呼

業務開始・始業点呼

ラジオ体操、前夜の作業結果確認、当日の作業内容確認

9:00午前の作業

午前の作業

日中の作業は主任が予定を組む

12:00昼休み

昼休み

基本は事務所にて昼食

13:00午後の作業

午後の作業

定例の点検業務、工事計画の立案、点検で出た簡易な修繕作業ほか作業の記録など

16:40終了・終業点呼

終了・終業点呼

退社。残業については原則ないが、夜間作業や緊急作業が必要な時は残って対応

※夜間作業内容:大規模補修や改良など昼間に電車の合間を縫って実施できない作業や、定期的な線路の点検作業が主に行われる

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